化学物質の製造・分析、バイオテクノロジー、化学装置の運転など工業化学の基礎的な技術を踏まえ、より専門的な化学分析技術や化学工場におけるシステム技術に関する知識、環境調査や資源リサイクルなどの環境保全に対する知識、技術・技能を学習します。
環境システム専科
環境保全や生活を豊かにしている工業製品の有効利用のための資源リサイクルに対する知識、技術・技能を身につけ、活用できる能力を育てます。
Point01
Point02
Point03
化学分析技術専科
化学物質の製造など、工業化学の基礎について環境問題にも触れながら幅広く学びます。
さらに、化学製品や水質検査などの環境分析を通して総合的な分析技術を身につけ、活用できる能力を育てます。
Point01
Point02
Point03
環境化学システム系では、毒物劇物取扱責任者資格は、卒業すると無試験で取得できます。この他、以下のような資格が取得できます。
■技能士(化学分析)
■消防設備士
■毒劇物取扱責任者
■公害防止管理者
■危険物取扱者 等
■クリーンルーム
空気中に浮遊しているカビや菌を取り除いた環境をつくります。例えば、酵母菌を培養して、アルコールをつくったりすることができます。
■機器分析実習室
物体がどのような金属からできているかを調べる蛍光X線分析装置です。例えば、貨幣の成分と含有率を知ることができます。
■機器分析実習室
溶液中に溶けている金属元素を測定する原子吸光分析装置(写真手前)とガスクロマトグラフ分析装置(写真奥)です。水やお酒等の成分と含有率を知ることができます。
■機器分析実習室
赤外線を利用して、物質の構造を測定するフーリエ変換赤外分光分析装置(写真中程)です。例えば、食品ラップの構造の違いを知ることができます。
■バイオディーゼル製造装置
植物油(廃油でも可)を用いて、ディーゼル燃料を作ります。
■伝熱試験装置
熱の伝わり方を調べる装置です。
■流動試験装置
流体(液体)が流れる速度や粘りけ(粘度)によってどのように流れるかを調べる装置です。