校長だより

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大仙小学校で出前授業をさせていただきました

(2023/02/08更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

〇みんな実験大好き!!生き生き大仙小児童のみなさん

昨日2月7日の午前、本校教員と自動車・ソーラーカー部を中心とした堺工科生1~3年生が大仙小学校5年生の授業に参加、一緒にゲルマニウムラジオをつくりました。

5年生のみなさん、みんな興味津々!!、どんなものができるんやろって、部品ひとつひとつを手に取って眺めてました。ほんま、どの児童さんの顔も生き生き、あっ、みんな実験すること大好きなんやなって感じました。

 

〇世代間での教えあいは、効果絶大ですね!!

はじめは、教える側の高校生も小学生も軽い緊張の中でのスタートでした。堺工科生も教えることは初めてで、説明が分かりにくい、足らない部分も多々あったのですが、一生懸命、児童1人1人にていねいに優しく個別にアドバイス。小学生のみなさんもプリントを見ながら自らも考え質問し、班でお互いに足らない部分を補いあいながら授業は和んだ雰囲気で製作が進んでいきました。休み時間にはドッジボールで楽しみました。5年生のみなさんがこんなにじっくりと高校生からアドバイスを受けることも初めてと思いますが、堺工科生にとっても、相手のことを一生懸命考えてアドバイスをする工夫するということを体験できた貴重な経験となったようです。

〇自分でつくったラジオから声が流れてくる!!歓喜の声がいたるところで!!

全員のラジオが完成した後、教室を飛び出しどこが聞こえやすいかを探して運動場などアンテナになる鉄棒やワイヤーを探し接続、全員が放送を聞くことができ、電池もつないでいないのに聞こえるラジオに「聞こえた!」って歓喜の声を聞くことができました。

 

〇これからも堺工科の出前授業ご期待ください!!

まじめな話、小中学生がこのような工作を体験する、ものづくりでの成就感を体感する機会は少ないと思います。堺工科のような工業系高校の持っている教育手法を生かし、もっと小中学生に楽しさを知ってもらいたいと思うのです。また、このような体験を通して堺工科生も大人の階段をのぼる、他者への傾聴と寄り添う気持ちを育むことができると思うのです。小学校の校長先生からは「堺工生のみなさん、よく説明と指導をしてくれていますね」て感心したとのお言葉もいただきました。工業という教育の中で、子どもが社会性を身につけてくれている証だと思い、うれしく思った次第です。今後も出前授業も企画してまいります。小中学校のみなさま、リクエストのお声かけをお待ちしています。

 

(校長のよもやま話)

昨日のええこと。出張で市内に出てました。 後ろから韓国の大学生に声をかけられ地下鉄の改札までの案内をさせていただきました。私も大学生さんも英語も日本語も(私は関西弁と奈良弁しか理解できまへん)ダメでしたが、なんとか無事、改札まで案内ができました。大学生さん、やはりスマートフォンでの翻訳機能を駆使した2日間の観光旅行だそうです。私も、久々に、お小遣いを貯めて、ひとり、知らない地を歩いてみたいなって思いました。

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