校長だより

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若年者ものづくり競技大会近畿地区 電気工事・電子回路組立が開催されました

(2024/05/20更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、18日の土曜日に、岸和田市にある近畿職業能力開発大学校様に会場提供ご協力をいただき、大会をしました。

〇大学校の先生方、ありがとうございました!!

この大会は、全国工業高等学校長協会主催の高校生ものづくりコンテストとともに、全国大会につながる大会で、近畿圏から選抜された選手が競い合い大会であります。スポーツで言えば、ものづくりコンテストがインタハイ、国体(国スポ)が若年者みたいなもんです。競技会場は静寂の中で黙々と課題をこなしていく集中した生徒の姿がありました。みんな、制限時間いっぱいでこなす課題なのですが、2時間近い競技時間を、よくも集中力を保ったまま臨んでいる姿は、あっしにはマネできません。この大会に触れるたびに選手・生徒のみなさんから勉強させていただくことが多いのです。じじぃの域に入っておる身ではありますが、ありがたいことです。

〇 工業技術の競技会は必要と思います。ええ仕事は、正確で速い(早い)ことが求められますからね

工業系の競技会を開催する意義は、実際の仕事では、正確でかつ、速いことが求められるわけであり、そのために腕を実践で磨く必要があるため。一定時間内でええ仕事ができるようになってこそ、例えば、災害時における早期の普及や経済状況を鑑みての生産プラントの短期間での改修による対応ができるわけで。一人ひとりが一定の水準と感性を身につけるには、いい目標と思うのです。

〇 腕を磨いて、その技能技術を生かし社会で貢献することができるのが工科高校生!!

ほんま、堺工科など工科高校生は、こうやって腕を磨いて卒業後に活躍するのです。それを指導いただいているのは工業の専門の先生方。技能技術の世界は自分の持ちうるものを継承してもらうために指導するもの。そこらへんが受験指導との違いでありますし、生徒さんへの思い入れが強い!!。生徒が選手で出るのなら引率は実際指導した自分がって考える先生が多いのです。働く時間の縮減を物差しにした働き方改革も必要ですが、こんな先生方が熱血指導できる環境を整えることが、今の社会に必要なことの一つと考えるのですが・・・・。教育って健全で社会を支える、参加できる人の育成が本質と思うし、工科高校は産業基盤を支える人材の育成の視点があってこそと思うのですが、今の教育界の現状は・・・。

〇 大会開催に尽力いただいた堺工科電気系の先生方、感謝です!!

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