校長だより

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気付こうとする力

(2023/04/26更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

 

〇 昨日にあった会議で思ったこと

昨日、ある会議でヤングケアラー支援NPOさんの話しや課題を持つ子どもへの対応、校則の見直しの話しなどなど話がありました。どれも社会では関心が集まり課題となっているものばかりです。こんな話を会議の席で聞いていますと、鈍感でいたらあかんな~って反省をするばかりです。

学校というところは、ある点、社会の動きに鈍感になっているところがないとは言い切れません。それは、学校が即時に世間と合わせるのではなく、流れが落ち着いた後に学校運営に取り入れるようにすることで、子どもたちにかみ砕いて説明するように努め、多様な子どもたちが安心し落ち着いて対応できるようにするところがあるからと思います。

でも、困っている子どもには早い対応が必要。我々教員は全ての分野で専門家ではありません。しかし、日々、気付けようと心がけ、気付こうとする力を磨き、学校外の専門家に応援を求める力をつけようとする姿勢が大切やと思うのです。

〇 常に流れがある中に置かれていると意識することが必要

社会の動き、学校内の動きも同じなのですが、常に動いています。決めたルールでも社会の変化で即応しなければならないこともあります。だから、常に我々は静かな淵の中にいるのではなく、常に流れがある大河に置かれていると意識して仕事に取組むことが必要と思うのです。もちろん、立ち止まり総括することも必要ですが。

〇 工業の学習って、立ち止まったらあきません。

で、堺工科は工業を学ぶ学校、工業技術って日々変化しています。そしてそれが商いにつながっている。

だから、学びも立ち止まったらあかんと思います。常に情報を吸収する姿勢を持ち、既存の知識技能技術とどのような関係性があるのかを考えながら取り組まないと、工業を学ぶことが、単なる図工工作になってしまいかねません。気を付けたいものですね。

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