校長だより

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本日は、徒然なるままに

(2022/07/29更新)

おはようございます。いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日も猛暑日によるようですね。みなさん、十分気をつけていただきますように。

本日は、ちょっと脱線して。

 

〇恩師という先生を持たせていただけた幸せ

堺工科の生徒諸君には、ぜひ、『恩師』と言える先生を持てるようになってほしいと、常々思っています。

その方は、学校の先生でなかってもいい、年下でもいい、自分が教えを請おうと思える相手を持つということは、自分の幅を広げる、人としてバージョンアップにつながると自分の経験から思うのです。

私には、少なくとも4人の恩師がいます。高校時代のクラブ顧問の先生、大学時代に門をたたいた武道の先生、ボロクソに言いながらも進路を諭してくれた高校3年の担任の先生、そして小学生ながら人間として同等の扱いをしていただいた担任の先生です。どの先生に共通して言えることは、子弟の関係ではあるけれど、いろいろな場面でお話を聞いてくれた、傾聴を大切にされていたと思います。おそらく教員の道を歩むことを最終決断をしたのは、先生方の影響があったに他ならないと思っています。もし出会わなかったら、今の自分はなかったと思うのです。だから教員になれた時、恩師のような先生になれたらと思って歩んできました。

 

 

〇いくつになっても目標とする人を持てるように歩みたいものですね

自分の親が、いくつになっても親であるように、自分が人生を歩む中で目標とする人を持てることは、とてもすばらしいことと思います。学校の先生をやっているとどうしても教える側だけになり、死ぬまで自分が教えていただく側にもあることを忘れがちになることは、よくあることです。高校生の段階では目の前のことで精一杯で、そこまでは考えられない。でも、目標とする人を見つけるように考えてみませんか。これからの歩みがもっと充実したものになると確信します。

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