年末を迎えてのつぶやき①
（2022/12/27更新）
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
終業式で、生徒さんや先生方向けにお話をしたのですが、『・・・させていただく』って気持ちで取り組むことの大切さについて触れました。人は一人だけで仕事ができる世の中ではありません。大昔、狩猟の時代に一人自給自足はあったでしょうが、現代では一人でやっていると思われる職人さんだって、原料の調達、商品の取引では他人の力を必要とする・・・つまりグループで仕事に取り組んでいるのです。
ということは、関係する人の間で気持ちよく仕事をする姿勢として『・・・させていただく』は大切と思います。お互いが気持ちよく仕事に臨み、一人ひとりが少しでも力を出し合って１＋１が２以上のパワーになるようにしていく・・・これが最高と思います。
しかーし世間や周囲の現実の中では、そうはなっていないこともあります。仕事をお願いすると仕事をするかわりに要求がセットで帰ってくる・・・、この作業に手を出したら自分の時間が無駄・・・などと考えてはるんやなって感じる場面もゼロではありません。
しかーし、しかーし、世の中では『・・・させていただく』で機能的に効果を上げている職場もたくさんあるのです。特に製造現場は、一人のミスも許されない、だから、互いに気遣いをし、何ができるかを模索しグループで取り組んでいる。こんなところに多くの生徒が就業し生活を成り立たせている。少しでも、学校、地域、家庭の日常の生活の中で『・・・させていただく』ってな気持ちを育むことができるよう、そんな気持ちになった堺工科生を社会に送り出してやれるように、心がけたいものと思います。