校長だより

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工科高校再編整備(案)が発表されました!!

(2023/08/29更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

気のせいか、そう思いたいのか、もう自分にはわかりませんが、朝は少し過ごしやすくなってきたと感じております。しかし今日も最高気温が・・・。みなさま、そして堺工科生のみなさん、体調管理を第一にしてくださいね。真夏と思って活動を慎重に!!

〇 堺工科には大学進学専科を設置とのこと

昨日の大阪府教育委員会会議、これは、大阪の教育の最高責任者の教育委員さんが会議を開き、大阪府の教育について、どのようにしていこうかを決める会議であります。午後2時から開かれました。

今回、工科高校についてどのようにしていくのかが案として出され、堺工科は地域の工業教育の拠点校として、他校に先んじて新たに、工学系大学進学専科を設置し、これまでの技能向上に力を入れていただけでなく、進学希望者への指導も充実させることが発表されました。詳細は出されていませんが、今後、府教育委員会より指示があると思います。

〇 工業技術教育の拠点校をめざして

今回の会議では、他に募集停止などされる工科高校も発表されました。工業教育に携わってきた者として、正直、割り切れるものではありません。同時に、工業や職業系高校の存在必要性について、社会で関心が高いとは言い切れない、少なくとも大阪では・・・と感じるのです。堺工科では、今後、さらに工業教育に取組んでいけとのお達しでありますから、工業技術教育、産業基盤を支える人材の育成の役目を持った学校として前向きに取り組んでいかないとあかんと思っています。

〇 中小企業への人材供給が、日本経済を左右することも

またの機会に触れたいと思うのですが、日本、いや、大阪は何で経済を、そして税収を得ているのでしょうかね。中小企業の人で不足が、やがて技能技術の継承を途絶えさせ、商品の国際競争力を低下させることにつながらないのでしょうか心配です。負のスパイラルに陥らなければと懸念します。今でも求人の倍率は3倍以上、ということは求人を出されている3社中2社は人を雇用できない、人手不足となるということ。もっと、産官学あげて、製造業全体のイメージアップと人材育成を考えんとあかんと思うのですが・・・。

 

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