校長だより

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巣立つみなさんへ・・・人のためにを考えるのがエンジニア

(2023/02/28更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

本日、第16回卒業式であります。いい天気でうららかな日になりそうですね。

〇技能技術は人のためにある

堺工科は工業の技能技術を高校生の時から学ぶ学校、そこが普通の高校と違うところです。

みなさんは何を学んだでしょうか、何を知ったでしょうか。これから仕事をする中でも根本においてほしいことは「技能技術は人のためにある」です。商品製造にしたって、開発にしたって、どうすれば人が喜ぶだろう、人がありがとうと言ってもらえるだろう、人の役にたつのだろうかと考える姿勢を忘れないでくださいね。それがエンジニアなのです。いくら知識や技術をもっても、まわりのためにならなければ、それは自己満足でしかありません。

〇人のためにと考える時、人は協調できる!!

これからの仕事場では、意見を戦わすこともあるでしょうし、仕事の進め方でも困難な調整が必要な場面もあるでしょう。しかし、人のためにという方向性をしっかり持っている者同士であれば、それは前向きな建設的な意見の交換になるのです。もし、みなさんが自分の意見に耳を傾けられないと感じた時、それは独りよがりになっているのかもしれません。自分はひとのためにという方向性を忘れてしないか、独善的になっていないか振り返ってみるべきです。仕事を協調してできる職場、そんな職場が人と人の力を倍増させ成果を出せるところとなると思います。

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