多くの求人いただき感謝～求人倍率と学校志願者倍率は違う～
（2022/07/12更新）
多くの求人いただき感謝～求人倍率と学校志願者倍率は違う～
おはようございます。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
昨日の会議で、今年度も企業様から多くの求人をいただいているとの報告がありました。いつも堺工科を御贔屓いただいていること、誠にありがたいことです。すべての企業様に堺工科の生徒をお送りすることができないことに申し訳なく思っています。
以前ある方から求人倍率を聞かれ3～5倍程と申し上げたところ、反応は「そのぐらいか・・・」。大学の志願者倍率じゃあるまいし、8倍も10倍もとなった日には、おそらく多くの企業が人材不足で破綻するという結論に冷静に考えれば到達するはずなのですが。
企業活動、生産活動が滞れば納税が減り、我々の社会生活にダメージをおよぼすこと必至です。特に堺工科の生徒は、工業技術を学んでいるのですから、企業での技能技術の維持、継承に必要とされている「金の卵」です。
産業基盤を支える人材を育成し、国内の生産活動を一定水準で維持できるような人数を送っていく、これが堺工科をはじめとする工科高校の役割でもあります。しかし現実の学校教育では技術や生産に興味関心を抱かせるようにはなっていない・・・ここに将来への不安を抱くのは私だけしょうか。人材育成の観点で学校教育全般を見直すことが必要な気がしてなりません。