校長だより

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堺工科の普通にすごい先生シリーズ

(2024/04/23更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

この校長だよりも早や3年目になっております。自分で言うのもなんですが、ご覧いただいておりますみなさま、お付き合いいただきまして感謝しかありません。

これまで学校の自慢についても書いていたのですが、これからは時々でも先生自慢もしようかなって。

今日は、その第1弾であります。

〇 早朝から自分の教室に掃除機をかけ、綺麗にして生徒を迎え入れる先生

この先生、案外と、そこらへんにいてる、あんちゃん系なのです。見た目に(失礼ながら)雑そうに見えるのですが、いやいやすごい方。毎日、早朝に学校へ来て、自分の仕事をやっているだけでなく、担任をしている教室などをはじめとして丁寧に掃除機をかけてはります。

本人曰く、『綺麗にしたら気持ちいいじゃないですか。やろうとする気持ちも出てくるし』。掃除なんざぁ、使役と勘違いしやらされる感マックスで、頼めば嫌そうな顔をする人がなんと多いことか。昔、野外活動で野外活動センターなどで宿泊した際には、誰もが聞かされましたよね、「来た時よりも美しく・・・」。そんな、清掃する自分への意義、周囲への気遣いについて教えるのが学校であり、率先してやっている先生の姿を見て、「堺工科の普通にすごい先生」認定です!!掃除できる先生って、生徒の話も、よく聞ける方が多いって感じているのは私だけでしょうか・・・。

 

 

(校長のよもやま話)

昔々、勤務していた学校で、野外活動センターでの研修を実施するべく調整係を担当していた頃、とある先生が反対されました。理由は「なんで、あんな不便なところに教師が泊まらなあかんねん」。正直、呆れかえって返す言葉もなく・・・。結構、ベテランの先生でありましたが、職業選択を間違われた不幸な人なんやって思ったものです。まぁ、わたしなんざぁ、新人の頃、高所恐怖症なのに遠足で岩壁を登らされたことがあり、その際、心からの叫びで「なんで登らなあかんねん!!」。でも、この職、なんでもやらなあかんねんてことを叩き込まれた思い出のひとつであります。

 

 

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