校長だより

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合格点!! 課題研究発表会

(2024/02/02更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

昨日は、「じばしん」で、3年生の選抜チームによる課題研究発表会を開催しました。教育庁の指導主事様はじめ、日頃からお世話になっている学校運営協議会委員のみなさま、学習支援員の方、PTA・保護者のみなさん多数参加いただき、応援いただきましたこと御礼申し上げます。ありがたいことです。

〇 さすが工業工学、生活に直結する研究ばかり!!

発表されたものは、すべて生活に直結するものばかり。みじかな工芸品や災害に威力を発揮する井戸掘り、ゲームセンターで慣れ親しんだゲーム機や音楽機器、そしてアロマ。そして、企業さんの指導を受けた水耕栽培など多種多彩でありました。さすが工業です。どれもが、この3年間で学んだ延長線にあるものです。おそらく、どの3年生のみなさんも入学時には、こんなこと出来るようになるとは思っていなかったと思うのです。生徒のやる気と指導される先生の熱気があった成果と感じました。1,2年生のみなさんも、次は自分がこの舞台でって思って頑張ってくれたらと期待しています。これが真の『切磋琢磨』、みんなで高まっていくことだと思います。

〇 自分の仕事に自信と誇りと責任を持つことにつながる姿がありました!!

実は、かなり早めに会場周辺に到着したのですが、発表する高3生の多くが早めに集合し、しっかりと打ち合わせをしていてくれていました。こんなん、先生に言われてやっているのではなく自主的にです。自分たちがこれまで取り組んできたんだって充実感、そしてそこから生まれる自信、適当なことで発表はできないとの責任感を持ってくれていたからだと思うのです。これって、仕事キッチリにつながると思いませんか。私は、すごく頼もしく思いました。

世の中、プライベートと仕事をきっちりと分けて考えるってな風潮が幅をきかしています。一概に悪いとは思わないのですが、今までの私が従事した仕事や多種の仕事で出会ったみなさんで、事前の準備もなく、仕事の始まる直前に来て業務にあたる方に、仕事キッチリさんがいませんでした。仕事キッチリさんは、自分にも負担かけないよう早くから準備し計画的な方が多かったと思いますし、そんな方ほど自然とプライベートと仕事を分けておられるように見えたのです。堺工科で学ぶみんなが、仕事キッチリさんになるよう、課題研究って授業はその一助になっているのかなと思った発表会でありました。

 

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