校長だより

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友人のサポートしている姿はすばらしい!!

(2024/05/31更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

〇 ほんま感心してます、友人のサポート

うちの学校に、今、事故で車椅子登校している人がいます。毎日毎日たいへんと思うのです。

しかし、それを朝から車椅子を押してあげたり、声をかけたり、荷物を持ったり、付き添ったりしていく友人やクラスメートがたくさんいる姿を見て、堺工生は優しいなって毎日感じ感心します。

〇 これが社会人、大人として必要な姿勢ではないですかね

困っている隣人を助ける・・・こんなこと現代社会では希薄になったように思えるのです。仕事でも自分の範疇をしたらもうおしまい、横の人前の人が困っていても、自分の仕事とちゃうと涼しい顔で帰っていく・・・。そんな光景は現実としてあるわけです。しかし、そんなことが当たり前になっている社会は本当に危険なものになっていくと私は思うのです。社会が分断されることにつながり、情報が統制され、結局、人を道具か将棋の駒としてしか扱わない社会体制にハマりこんでいくような気がしてなりません。

〇 半分は自分ことをそして半分は周りのことを見る気持ちを育んでほしいものです。

自分は一番大切です。ですが半分は周りのことを考えられる気持ちを少しでも持つようになれば、みんながハッピーになっていくように思うのですが。

(校長のよもやま話)

小学校5年生の時、クラスメートに水頭症(今では治療法もあります)にかかり、少しずつ体がマヒしていく子がいてました。でも、車椅子で登校を頑張ってしてくる・・・我々クラスメートは先生の指導もあり当番をつくって、階段の登り降りから、体調がすぐれなく休んだ時にノートを届けることなどをしていました。人の助けをしているわけですが、子ども心に健康って空気みたいやけど、すごくありがたいもんやなって。また、その子とともに頑張らなあかんなって思えたものです。今振り返ると、その子に少し成長させてもらった気がしてなりません。残念ながら、その子は力尽きましたが、火葬場から上がる煙を教室から見て奨学生ながら生きていることについてちょっぴり考えてしまいました。

 

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