校長だより

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公立高校の商売繁盛って??

(2024/01/10更新)

おはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

昨日は出張でしたが、街で通り過ぎる人の中に、笹を持っている人が見かけられました。

そうですよね、本日は十日えびす、「商売繁盛、笹持ってこい」強調週間なのですね。

〇 公立高校の商売の価値って?

公立高校も、お役所ではないので、ある意味、府民のみなさまへプラスになること、あえて商売と言いますが、基本にはニーズがあってこそ価値があると思うのです。でもそのニーズってなんなのでしょうか?いろいろな層の、多様な学校を保持している公立高校、そこからするとちゃんとした府民を育成する、社会に出られる力を育成する、社会を支える人材を育成するっていう府民のニーズを受けて商売をしているように思えるのですが。それぞれの公立高校が自校での生徒を如何に育むか、それが商売の価値ってもんじゃないでしょうか。

〇 公立高校の商売繁盛は、卒業する時に「ここで学んでよかった」と言える生徒をたくさんにするかでは。

でも、定員数が限られている、過疎地域で対象年齢の子どもの数が少ない・・・などなどあり、希望者数だけでは図れるものではないのは、みんな承知のことであります。おそらく、入学してきた子どもの満足度、進路の実現度などが商売繁盛の物差しになると感じているのです。学校は子どもの数があまりにも少ないと、集団で学ぶ活動が制限されてしまうこともあり一定規模は必要ではありますが、公立高校はそれぞれの役割を持っているのですから、その役割の中で精一杯、子どもの育成を図っていくことが気合の入れどころと思うのです。

〇 ちなみに、堺工科は、産業を支えるにいてもらわなくてはならない技能技術を身につけた技術者を育成する役割も担っています。

堺工科の役割は、こんなところなので、企業様の人材要求ニーズに応じた人材と人員を輩出しなくてはならない側面があります。現在は、普通科高校指向が依然として高く、高校から技能技術を学ぶってことは小中学生にはピンとこないかもしれません。でも、人材輩出ができないと産業も衰退し我々の生活自身に跳ね返ってくるものなのです。だから、もっとものづくりに目を向けてもらおうと、イベントとしてものづくりワークショップを開催しております。

〇 13日イオンモール北花田において、ものづくりワークショップ開催します!一度、お越しくださいませ!!

 

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