校長だより

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仕事している間は隠居なし

(2022/11/24更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

〇 ある先生と話していて

4月から学校に戻って意識していることは、教育の第一線で頑張っていただいている先生方とお話しすること。先日、お話をした先生は60歳を越えられていました。自分の前向きの気持ちをしっかり持つために、いままでに深めていない分野の勉強をしていることを聞かせていただきました。むちゃすごいことと思います。技術の進展が速い今日、特に工業の教科書の内容なんて古臭いもんで、そこを時代に即してプラスして教授することが先生には求められているところ。でも、でも、わかっちゃいるけど・・・なんですよね。年とともに気力も体力も減少する中で前向きな気持ちと行動を維持するのは大変なことと思います。先生のお話を聞かせていただき、私も考え直さなあかんなって思いました。

〇 仕事している間は、学ぶことと仕事を続けることはセットと考えましょう

これから社会に出ていく生徒のみなさんには、仕事を続けることと学ぶことはセットと考えてもらいたいものです。少子化で国内での労働人口も減少していくなか、AIなどや仕事の効率化をすれども、どう考えても一人ひとりへの仕事する責任の重さ、求められ方は重く濃くなっていくことに間違いがありません。その際、求められた仕事をこなすための自分のスキルアップのための学びは自己研鑽で行っていく必要があるのです。高校では自己研鑽できるようその準備をしただけ、社会人になってからはじめて自分で学ぶことが始まると考えてほしいものです。もう学ばなくてよい・・・それは仕事をやめてからであり、それが本当の隠居ということ。それまでは仕事人である意識を持ち続けてるようにしたいものですね。・・・と言いながら、時には愚痴や弱音を吐きながらボチボチと。

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