ものづくりコンテストの意義を考えよう!
(2022/08/10更新)
本日もご覧いただきありがとうございます。
昨日、開催された、電気工事、化学分析のものづくりコンテスト近畿大会で、本校の諸君が健闘しました。
あらためて、紹介させていただきます。
電気工事部門 準優勝 3EA 藤本 一寿 君 補助員 3MB 真島 伊織 君
化学分析部門 おしくも入賞ならず 2CA 上村 星葵 君 CB根岸 晃夢 君
どちらも部門も接戦でした!つまり、技能技術レベルが高い中での結果です。
電気工事の藤本君、真島君は3年生、どうか、後輩への技の継承をしていただきたいと思います。また、上村君、根岸君は来年度入賞をめざして、頑張ってください!!
また、指導いただいた先生方の毎日の奮闘、それをサポートいただいた各系の先生方に感謝いたします。
技能技術が必要などの分野でも、人が不足しています。これは、身につけるために一定の訓練、辛抱が必要であるのですが、それだけに費やした分だけの対価が期待できないと思われている節があるからと感じています。
自動化が図られる作業はよいのですが、ちょっと複雑な作業、オーダーメードの加工製造などは、人の技能技術が不可欠です。今回のコンテストであった電気工事の配線、化学分析も一部は自動化可能な部分があれども、精度の高い仕事は人にしかできませんし、この技能技術があるからこそ、われわれの生活水準が保持されているのが現実です。もっと技術者の評価が高かったらよいのですが。
ITやAIの基礎知識は、これからの人たちには不可欠です。鬼に金棒とすれば、しっかり技能技術を身につけた鬼さんがIT、AIの知識の金棒を持っているという人材の育成が必要と感じます。
堺工科高校は、技能技術を学ぶ学校です。今後も、その原点を押さえつつ教育活動を進めてまいります。
ところで、明日から14日まで、堺工科高校は閉庁とさせていただき、一切の活動をお休みさせていただきます。
よって、一応、校長だよりもお休みとさせていただこうと思います。また、15日月曜日にお会いできるのを楽しみにしております。(・・・・・と言いながら、書くかもしれませんが・・・)