校長だより

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できれば、その後どうなるか考えて対処しましょ!

(2024/05/21更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

堺工科では3年生を対象とした進路説明などが行われる時期となりました。思うと、多くの生徒さんは来年の今頃はピカピカの社会人一年生、進学する諸君も自分の意志で積極的に学んでいかねばなりません。そう思うと、短い期間と思うのです。

〇 一つの仕事を『やった』のと『こなした』は見かけは同じかもしれないが違うことに早く気づくことがプロへの道

仕事を持ちますと、お初の業務は気持ちにも余裕なく『やる』だけで精一杯というのは、誰でも通る道であります。そこから周囲からも、この人は『仕事をこなしている』って認められるようになるには、こなすことを意識した仕事をしなければなりませぬ。それは、とっても難しいことではなく、その時の自分で精一杯考えるようにすることであり、この仕事の先は、任された仕事は、この先どのようになっていくのかを考えて業務にあたることが大切と思うのです。そう考えると今のやっていること一つ一つが無駄ではなく自分の経験値を高める要素になっていくことが自覚できるようになるのだと思います。

〇 世の中の仕事の多くは『好きだから』従事できているのではなく、その仕事に合った自分に整えていくから仕事をこなせるようになると思うのですが。

これから求人票や求人情報、進学情報を得て進路を決めていくのですが、まずは『行けるかな』『おもしろそう』でよいと思うのです。でも、決まったら、そこから何をしておくべきか考えんとあかんと思います。だって、最初から仕事をこなすなんてできないし、むしろ全くわからんことが多い。要は自分をその仕事に合うように整えていくのかってことだと思うのですが。若い人と接してますと、仕事のチョイスを多くしたり、その仕事はできませんって平気で発言する人を多く見かけます。またその発言を自分よりはるかに経験豊富な先輩に平気で言う・・・。そんな人に仕事を頼める気にならないのは間違っているのでしょうか・・・。

 

 

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