校長だより

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さだまさしさんの番組を見て

(2023/02/10更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

〇70歳にして、すごいパワー

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』でさだまさしさんが取り上げられていました。さだまさしさんは70歳、普通なら完全にご隠居さん、第一線から退くお年ではあります。しかーし、年間多くのコンサートをこなし、新曲を10曲以上創作し・・・・・、これまで故郷長崎でみんなに来てもらいたいと赤字覚悟のコンサートを続け・・・、すごいパワーだと思います。

さだまさしさんは、これまでスターとして脚光を浴びた時期もありますが、多くの負債を抱えたり、自作の曲を批判されたりと順風満帆ではありませんでしたが、でも今でも第一線で活躍され続けられてきた一因として「自分に何かを課す」姿勢、「自分一人では何もできない、みんなの力あってこそ、だから仲間を大切にする」姿勢と感じました。どのようなことにあっても前向きに取り組んでいくことができはったのではないかと感じました。

〇自分に何かを課すってことを、小さいことからでも始めてみませんか

堺工科の生徒のみなさんは、一番の課題である学年末考査が迫っているのですから、まずは、「毎日勉強する」でしょうし、卒業する3年生のみなさんは「仕事につながる準備として本を読む、企業を知る」ということが挙げられるでしょう。これらは短期間のものですが、これをきっかけとして長く継続するようにしていこうとすることが、長い目で見れば、自分の力、「生きる力」になっていくと思うのです。自分に何かを課すってことを、まずは考えてみませんか。

〇ちなみに私は

ちなみに私は、これまで今年は英語を勉強し直すって考えて十数年挫折しまくりで、偉そうに言えたものではないのですが、一つだけやれたことは、以前の職場でやっていた新聞の切り抜きです。毎朝、365日(土日もちろん年末年始もまとめて)職場に置かれる毎日、朝日、読売、産経、日経の5紙に目を通し、教育関係の記事やものづくりの記事、そしてええ話を切り抜き、職場の方々に配布するということを、ほぼ、10年近く続けてきました(だいたい1時間半ほどかかりました)。はじめは、なんでやらなあかんのかって自問自答したましたが、それが習慣になり、少ないですが、ありがとうって言ってくれる方もいて・・・、でも振り返るに、それだけの情報に毎日触れることができたことは、自分の考え方の広がりにつながったのかな、いろいろな人と話できる基礎になったのかなって思います。私もすごく大きなことをしてきたわけではありませんが、ちょっぴりでも「自分に課す」ものがあり、それがプラスになったと感じた成功体験と思うのです。 朝、早起きして職場や学校へ来て仕事をする、勉強をするなど、その気になったらできるもんです。みなさんもチャレンジされてはと思います。

 

(校長のよもやま話)

前の職場での新聞の切り抜き&配布では、当たり前ですが目も通さない方、すぐにゴミ箱に捨てられている方もいました。が、私は私にプラスになると思って、周囲のみなさんにもついでにプラスになるかなって思って勝手にやっているのであって、腹も立つことはありませんでした。まぁ、配布した直後にゴミ箱に捨てられている姿を見た時には、気遣いできない方やなって思うぐらい。何かするときは、他人からの評価を期待せず取り組むことが肝要ですよ。

 

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