校長だより

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いい体験の積み重ねが大事!! 明日は課題研究発表会

(2023/01/30更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

この冬の最大の寒波もひとまず峠を越えたようね。ちなみに土曜日、家を出る時に自宅前の道は凍結しており、危うく受け身をしそうになりました。みなさまは大丈夫だったでしょうか。

〇 明日が課題研究発表会です。楽しみです!!

明日は、各系から選ばれた6つの班が発表をしてくれます。各系での予選会も参加できるところは参加したのですが、年々、発表がブラッシュアップされているようです。人前で話をすることは、勇気のいることではありますが、発表までに準備をしたこと、そして前向きな評価をいただく体験は、一人ひとりの自信をつけることに働くことは間違いがありません。自分はいややなって思ってても、まずは、やらされる⇒やってみる⇒工夫する⇒評価を受ける⇒また発表してもよいかなって気分になるの、良いサイクルを体感できれば、人は自分で自分を変えられる力を得ることができると思うのです。そんないい体験の積み重ねが大切と思うのです。

大阪府の工科高校はPBL学習法を実践していく方向にありますが、これも、今述べた良いサイクルをつくる手段にほかなりません。

ちなみに、農業系高校や商業系高校では、はるか昔から全国レベルでの発表会が開催されており、見事なものです。大学や学校の先生の受け売りではなく、自分たちが課題を見つけ工夫したところがよくわかるところがすごいです。工業系は全国レベルでの発表会は組織されていませんが、府内では近い将来に府内発表会を開催することができるように考えています。本日は発表会に向けて最後の確認の日と思います。一人ひとりが頑張ってほしいと思います。

 

(校長のよもやま話)

正直、自分で自分を動かすことは結構ハードルが高いものです。私なんざぁ、生来、じっとしていることが性にあっているもんで、人前が今での苦手なのです。でも、思い返せば、やらされたことで、やらなしゃーないと思ってから、せなあかんなってなり、今日まで至っているような。私がやらされたと感じた最初の体験は幼稚園でした。お遊戯会で白雪姫の劇をすることになり・・・・魔女役の石堂さんの練習に、イヤとは言われず付き合わされ(ちなみに私、いじめられっ子でした)・・・・ダブルキャストの王子様役にあてられ(いややったのに)・・・当日40度近い熱が出たのに(休ませてくれてもよかったのに)、我が子、我が孫が王子様役をやると有頂天になっている家族に、タクシーに乗せられふらつきながら劇に出さされた・・・。

この体験は、幼い私には地獄でしかありませんでしたが、やったらなんとかなるってな気持ちを持つことになったきっかけとなる体験となったことは間違いがありません。

 

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