あれから28年、大震災に思うこと①
(2023/01/16更新)
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
この土日に、私の先生が道場開設50年の表彰を受けられることになり、不肖の弟子でありますがお供にくわえさせてもらい、香川県の総本部に行ってまいりました。
私としては、昔は毎年のように行っていたのですが、今回久々で、10年ぶりとなりました。
街の風景は様変わりしており、経た年月を感じざるをえません。隣町には、丸亀市があり、駅の前に立派な美術館があり、駅前も整備されていました。
28年前の阪神淡路大震災は朝に起こりましたが、その前日に総本部に行っていたのです。
震災は、午前5時46分に発生しました。月曜日であり家から堺工科(当時は堺工業)へ出勤しようとしていた矢先でした。
震災では神戸の阪神高速は倒壊し無残な姿となり、多くの人が被災され、そしてお亡くなりになりました。
私は午前0時30分ごろ、神戸の阪神高速を車で通過していました。振り返るに、もう少し発生が早ければ、高速道路の倒壊に巻き込まれ今の自分はいないと思ってしまいます。
幸運だったといえばそれまでですが、人はどれだけ科学技術が進歩しても、環境、自然の一部でしかなく、自然からしたら一人ひとり必要とされ生れ、生かされているような気がしてなりません。生かされていることを災害により人は感じさせられるのかもしれません。生かされているのだから、しっかり生きていこうと思う日のひとつが1月17日なのです。震災を知っている世代のみなさんは何を思ってはりますか?