校長だより

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ありがとう!大阪府教育センターの先生方

(2023/05/24更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

〇 これは何だ!!

ペットボトルにいるのは、水生動物の「プラナリア」です。

環境化学システム系の課題研究で、環境汚染の指標にこの生き物が利用できないかとの話しが出て、担当の先生が大阪府教育センターの指導主事の先生に相談をしたところ、教育センターで教材として飼育しているものから、提供いただきました。先週に一度、生徒も御礼を言うことも目的でセンターを訪問しいただいたのですが、週末にあまりにも丁寧に扱いすぎて、みんな天国に逝ってしまい・・・。昨日、もう一度お願いしていただいたものです。

この生物、再生能力が高く、文献では100ピースに分割しても再生するとのこと。さらに個体の記憶が継承されているとの記述もあります。宇宙にも運ばれて研究対象になったものです。堺工科では環境汚染の指標として、特に化学物質などに視点を置き研究することをめざしています。

〇 生徒の自由な発想はすごい!! 

生徒さんの自由な発想はすごいです。よく「プラナリア」を思いついたと思います。しっかりと研究してほしいです。また、それをしっかりと指導いただくフットワークが軽い先生がすごい!!

〇 困った時の大阪府教育センターに感謝です!!

大阪府教育センターは、大阪の教育内容を先導する研究研修機関。それぞれの教科科目の今後を考えていただいています。学校で生徒の期待に応えることが難しい時、そんな先生の相談相手になっていただける指導主事の先生が在籍されているところ。もちろん、日々多くの仕事を抱えておられるところ対応いただくのであり、さらに感謝です。今後とも、ご指導いただけるようお願い申し上げます。

ちなみに、今回は、高等学校教育推進室 教科教育推進グループの先生方、プラナリア提供に指導主事の瀬戸先生にお世話になりました。

 

(校長のよもやま話)

大学生で生物学実験を受講していた頃、京都の鴨川で捕集したプラナリアを教材として飼育していたことがありました。(今思うと、すごい実験で、プラナリアを飼育するは、馬糞に生えるキノコ類を観察するは・・・マニアックでした)もう40年も前のことになります。この生物、肉食であり水槽などで魚を飼う際のおじゃまなんですよね~。あの時の経験でプラナリアについて少しは知識を持つことになったのですが、40年後に、まぁその知識を活用する時がこようとは・・・。なんでもやっといて知識の引き出しをたくさん持っといた方がよいような気がします。

 

 

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