校長だより

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『德』を積む

(2024/04/10更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

本朝は、冷えております。昼間との気温差もありそう、お召し物などお気をつけを~。

〇 小さな『徳』を積んでますって、なりげなく

朝、学校までの道を歩いておりますと、うちの卒業生さんが出勤前に、ごみ集配のカラス除け網を設置してました。彼に「当番なん?」っていうと「いやいや、小さな徳を積んでます」ってな回答が。

人に言われず、人に知られずとも、周りの人の少しでも役に立つことを、自分が少しでもやれることを進んでしようってな姿勢、勉強させていただきました!!朝からありがとうございました。
おそらく、彼が設置しなければ、ごみ袋はカラスの餌食、まわりの環境は悲惨なものになるに違いありません。対面で感謝されなくとも、自分の家族や周囲のためになると考えての行動、すごいですね。

〇 自己を満足させることから、まわりに貢献できる助ける自己の行動に満足しませんか

『德』を積むというのは、よくお坊さんの世界で使われますが、悟りを得ることを目標に座禅や厳しい修行をしたり、水に打たれたり・・・これも、自分の心身を整えてまわりに働きかけることができる準備であると思うのです。そう考えると、自分はこんなことまでできるようになったというレベルは、単なる自己満足でしかなく、そこが社会に貢献する大人のスタート地点の一つなのかもしれませんね。人は自分が認められたいとの欲求を持つものです。これは、自分を愛することから発するものだとも言えますが、社会をお互いに住みやすくするには、自分が頑張るプラス、認められなくてもコツコツ施す姿勢が大切に思えます。

みなさんは、どんな小さな『德』と積んでいますか?

 

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