「工科高校、ここがお得！」その３
（2022/06/21更新）
おはようございます。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
「工科高校、ここがお得！」シリーズ、久々です。さてさて、前回の最後で『数学できなかったら、大学進学には不利？大学での専門の授業にはついていけない？』という声への、心配ご無用的回答から。
結論は『しっかり、日常の数学、英語、国語の授業を大切にし、実習で技能技術の力をつけることで、なんとかなる』です。日頃の学習をしっかりすることで、工業系高校を対象にした推薦入試を受験するチャンスがあります。この推薦入試はかなりハードルが低いです。問題とされるのは入学後、１，２年次の数学、物理のハードルが高いことであり、これを乗り越える対策が必要です。対策としては、推薦入試は受験として早期にありますので、合格後、大学入学までに工科高校のカリキュラムにない数学の分野を学習しておくことです。そうすることで、大学の１，２年次での数学系科目は、とても高いハードルではありません。
ちなみに、私は十分な数学や物理の科目を学ばないまま大学へ進学しました。そのため、単位習得にかなり苦労しました。振り返ると受験の問題を解く必要はないが、入学までに数学や物理はやっておいた方がよいと思います。
堺工科からも大学進学をめざす生徒もいて、将来、堺工科の先生として帰ってきてくれる人が出てきてくれればと、そんな、いろいろな進路選択の可能な学校として理解いただけたら、たいへんうれしいです。
これまで進学のお得な情報を示してきました。堺工科の就職についてのお得な情報を～。それでは次回の講釈で。