校長だより

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昨日、3年生にお話しする機会をいただきまして

(2024/01/24更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

本日も、風が強く一段と寒くなっております。お召し物を工夫されて暖かくして家を出てくださいね。

校長って稼業は、教員の頃と違い、生徒に直接話しかける機会が格段に少なくなってしまいます。私なんざぁ~、何を思ってこの仕事に就いたかって考えると、もっと語りかける場面が欲しいなって思ってしまうのです。

〇 傾聴姿勢は最高のクラスでありました!!

昨日、急に、ホンマに直前に、3年生の実習の始めに話をしてくれったな依頼がありました。本当は担任の先生がされるのですが、授業が入ってしまい私のところに回ってきたようで。即答し、話しをさせていただきましたが、このクラスの諸君の傾聴姿勢は最高でした。話をしていて気持ち良かったです。先生方に話をするより・・・と言うとなんですが、それぐらいよかったのです。

〇 くらべるのは、『昨日の自分』

私は、自分のこれまで仕事で体験してきたことを中心に話をさせていただきました。いっぱい叱られてきたこと、何年もかけて取り組んでいた仕事を、一瞬につぶされたこと・・・。振り返ると、辛いことだったのですが、どれも今の自分にとってプラス要因になっていると思えること。

社会に出ると、自分で自分を育てていかなければなりません。しかし人間って自分には甘く、傷つくことを避けるものです。だから、失敗すれば他人のせいにしてしまうことが多々あります。でも、そんな時、見方を変えて、自分が育っていない至らないからの結果であると考えると、自分はもっとしっかりとやっていかなあかんなって考えられるようにしていくことが、自分を育てる一番の方法かもしれないと思います。ってな趣旨の話をさせていただきました。つまり、くらべるのは『昨日の自分』、そして今日より明日を見て、取り組んでいくこと、そんな考えの人が多い組織は、ええ仕事をするに違いありません。堺工科生のみなさんが、ええ仕事をする社会人になってくれることを期待して、私は私で明日の自分を求めて生きたいと思います。

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