日本で育成せなならん人材とは?
(2024/01/12更新)
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
自分が就きたい将来の職業、これは誰もが夢を持ち考えるのも自由なのですが、社会基盤の維持という観点から言うと、例えば、人気の職業が仮にパイロットとしても、みんながパイロットというわけにもいかず・・・。だから、どのような人材育成をどのような割合で意図的に取り組んでいくかってことは、とっても重要なことだと思うのです。文化の維持、流通の効率化、金融、教育・・・どれも必要なのだけれど、社会基盤の維持となると、まずもって稼げる、何があっても稼げるという分野をしっかりと保持しないとあきませんよね。工業、ものづくりの分野の人材は、ホンマにそれに該当する分野の一つと思うのです。
この分野は、原料から加工により付加価値をつけて利益を得る分野。なによりも、品質の良いものをしっかりと生産できる技能技術、生産体制の維持は欠かせません。そんなところに必要とされる人材は、今、不足しています。堺工科への求人倍率でさえ、6倍程あり、考えてみると6社に1社しか人を送れない状況にあるのです。こんなん、人がいかけりゃ企業は維持できないことに行きつき、将来は・・・。今一度、俯瞰して考えていただき、ものづくりで成り立つ日本であることに立ち返り、これからの人たちにものづくりの大切さ、面白さを知ってもらい、ものづくりや理系感覚でセンスある人材を育てていかんとあかんのちゃうと思うのですが。