授業紹介 第2回(1年生編:基礎製図)
(2021/05/27更新)
今回は、1年生「基礎製図」 の授業です。 2時間連続の授業となります。
基礎製図では、 「空間認識能力」・「製図の基礎」を身につけることを目的としています。 1学期の4月から5月は、 空間認識能力を育成することを目的として授業を進めています。
まず、1限目は、前回の授業の復習を行い、 展開図を見て正六面体になるものを判別する課題に取り組みます。
前回の内容を思い出したところで、サイコロの展開図を考える課題に取り組みます。
展開図の各面にサイコロの目が、 どの方向に配置されるのかを考えます。
2限目は、 先ほどの課題が終わると、 サイコロが空間の中で動いた場合、 どの面が上になるのか を考える課題に取り組みます。
この課題では頭の中での図形のイメージでは解くことが難 しいので自分でサイコロの動く軌跡を図で描いてサイコロの各面を記録しながら思考して 答えを導きます。
各課題を個人で解いた後にグループワークを行い、意見交換してグループ の意見を代表生徒が発表します。
授業ではスライドを使用して解説を行い「わかる授業」に取り 組んでいます。
個人で課題に取り組むことで製図の基礎が身につくきます。 また、グループワークを通して周囲と意見交換をすることで個人では発想できない考え方にたどり着くこともあり、みんなと楽しみながら「空間認識能力」 と 「製図の基礎」を身につける事ができます。