対面で話し合う大切さ
(2024/10/03更新)
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は、しっかりと雨が降っております。久々の雨の朝、しかも気温もしっかりと下がっている。風邪をひかんように服装は気をつけて登校、出勤くださいね。
さてさて、昨日は会議に参加するため東京へ出張しておりました。会議場までたどり着くのに片道3時間余かかります。コロナ以降、リモートでの会議も増えておるのですが、発言せねばならぬ会議はできる限り現地に赴いて参加するように私はしています。
参加するみなさんがリモート会議で感じることに、『意見がいいにくい、伝わりにくい、感じにくい』ってなことがあります。逆に、軽い気持ちで参加できる、悪く言うと都合が悪くなってもあまり困らないってな感じです。われわれ生き物は、目から入った情報、耳から入った情報だけで相手の状況を判断しているわけではなく、それらプラスしてその場の雰囲気を肌感覚で感じ判断しているのだと思います。
考えてみれば、我々は生き物なので、自己を防衛し自己以外を排斥する本能がありますが、人間は集団で生きていこうとする知恵が備わったので、その荒ぶる本能を押さえ、自他共に尊重し落としどころを見つけようとする「コミュニケーション力」を磨いてきたのだと思うのです。人には5感があると言いますが、第6感それ以上のものを動員し相手を理解し、かつ、自分を受け入れてもらおうとしているのだと思います。だから、リモートになれば相手も自分も傷つけることが低下してしまう・・・だから伝わりにくい結果につながっているのではないでしょうか。だから猫の睨み合いは、リモートでは成立しないのです。
SNSなどで便利になり伝える手段が豊富な現代、それはそれでよいのですが、ある意味、一方的で送りっぱなしであることを忘れてはいけません。まずは、対面でしっかりと話をすることができる、これを基本にすべきであり、ここから自他共に大切にする姿勢が生まれてくるのだと思うのです。堺工科3年生のみなさん、もうすぐ社会に出ます。まずは、先輩や同僚と対話できるように、今から会話力を高めるよう意識をしてくれることに期待しています。