校長だより

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卒業していくみなさんへ① 教えてもらえる人をつくろう

(2024/02/22更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

本日、朝、南海新今宮駅に降り立ったら、きな臭い臭いが・・・。駅のすぐ近くで出火があったようで、消防車、パトカーが出動されてました。被害人災が最小限になられることを祈るばかりです。

〇 人から教えてもらえるようになるには

社会に出でると、まずは、何らかの孤独感が一瞬、自分を襲うものです。慣れないこと、知らないことに従事する不安感からそうなるのですが。その際には、あたり前ですが周囲の方々から教えていただけないと先には進みません。『わからんかったけど、自分で考えてやった』は組織の中では、かなり信頼され力のある方に許されたものであります。もっと難しく言えば、長から権限を委譲されて、一定の責任を負う仕事を任された方々が独自に動くことが許されるということです。最初は、自分の行動が会社組織の動きに合っているかをよく考え、教えてもらうことが大切です。でも、自分の姿勢が悪ければ、ほっとかれます。

人から教えてもらおうとする際は、『お話を聞かせていただこう』『知っていてもしっかりと聞こう』という姿勢を相手に感じてもらわなければなりません。自分はできるってな過信、なんとかなるやろってな気持ちはダメですよ~。 また、しっかりと挨拶ができることです。私がこれまで接してきた多くの方を思い返すと、挨拶、ちょっとしたうなずきでもよいのですが、挨拶を返せない方にまともな方はおられませんでした。それは、社会的地位が高い方でも同じなのです。仕事をする力はあって地位が高くなられたのでしょうが、人望はなく、仕事に熱意は感じられない結果、周囲のモチベーションを下げるってなことも見てきました。堺工科を卒業するみなさんは、産業基盤を支える人材で、生活に有用なものを製造する仕事に従事する人が多いです。だからこそ、ええものをつくってもらうためには、ええ仕事をしてもらうためには、挨拶から始まり、聞く姿勢を持ち、仕事に前向きに取り組もうとする人として、スタートを切ってもらいたいと思うのです。

 

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