校長だより

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仕事をするってなんやろう

(2024/08/23更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、今日も晴れてしまってます。東京の方は雨続き、ええ塩梅なお天気が待たれるところですね。そんな中、台風が直撃進路とのこと。みなさま十分に気をつけましょう。

 

〇 仕事は何を基準にして選ぶのか

毎年、生命保険の企業さんの将来の仕事ランキングが出るのですが、そもそも、仕事ってなんでするんですかって、考えたことありますか?これから就職試験を受ける堺工科3年生のみなさんは、どう考えているのでしょうか。

自分に合う仕事、もちろん就きたい仕事をめざしてくれていると思いますが、頑張って働いて収入を得ないと生活していけない、だから少しでも、よい仕事に就こうとする、生活が安定する仕事に就くことも考えることが現実ですよね。

しかーし、ここで「良い仕事」、「安定した生活」ってなんなのでしょう。お給料が高い仕事がこれにドンピシャとは思えないのです。お医者さん・・・、収入は高い職種ですが、途中で辞める方もいるわけで。公務員・・・、給与は一定保障されていますが、世間ではブラックと言われ、業務に悩まはる方が少なくなく・・・。資産があり反対に働かなくても生活できる方の中でも、あえて仕事に就いてはる方もおられることを思うと、仕事をすることって、人のメンタルな部分で大きな影響があり、かつ、その後の生き方に意味を持たせるものとなるような気がするのです。

〇 世間で離職率が・・・の話を聞きますが、学校受験の思考と仕事選ぶ思考が同じになっているような・・・

仕事は自分の生活を維持するだけでなく、社会を支える義務もあるから就くのでありますが、自分の向き不向きを考えつつ、やって自分に張りが出そうな職を選ぶってことが大切と思うのです。仕事にも一定、やってるって感触があるからこそ、仕事以外のことにも目を向けることができる、自信が生まれるように思います。しかし往々にええ企業に入ったからとか、この仕事に就けたとかだけで目標に到達してしまっている人を多く見かけます。離職率の高さの一因にはこれもあるかもしれません。仕事に就いてからが、長い人生であることを忘れたらあかん、今の時点でも、この仕事をずっと続けられるかって考えて、自分の意志で選択してほしいと思うのです。そして、働き甲斐があると思うところで就くべきです。

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