クラブ活動体験期間は、どのクラブも賑やか~
(2024/04/16更新)
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
例年よりかなり気温が高く推移しております。どちらさまも、体調管理を万全に!!
クラブって、体験に行くには気持ち的にも少しの勇気が必要なので、足が遠のいてしまうものです。
堺工科では、クラブ活動に入ってもらおうと、1年生対象に数日間の期間を設け、体験をしてもらうようにしています。最近の生徒さんは、高校生になればバイトに行くことが少なくなく、そら、賃金入る時間とクラブみたいに、消費する時間と考えてみれば、バイト・・ってな思考も否定はできません。
堺工科では、それでも、バイトと両立させてでもクラブ活動に入ってもらうことが、高校時代を価値あるものとできると考えており、積極的に勧誘をしているのです。高校時代にしかやれないことであり、その体験や仲間との連携することから考えたり感じたりしたことは、将来にきっとプラスになることである、また、それからの人生の針路をさすこともあると考えているからです。
(校長のよもやま話)
私は化学の教師でありますが、振り返れば、中学時代に科学部、高校時代に化学部で活動してきたことが、この分野に進むことにつながったと思います。
中学時代の顧問のT先生は、自由に実験をさせてくれまして、高校生の参考書や科学実験書の実験をやらせてもらいました。当時はコピー機がまだ少なく、実験書の多くは手書きで書き写したものです。
高校時代の顧問のN先生は、とんでもない実験を調子に乗ってやる暴走する生徒を、落ち着いて手綱をとっていただきました。片っ端から実験をしてしまい、たとえば、銅アンモニアレーヨン法による繊維をつくる実験では、実験室や準備室にアンモニア臭が拡散し、他の先生から真剣に叱られたこともありましたが、陰で謝っていただいたと思います。ほんまに、そんな先生方との身近な出会いがあってこそ、今の私があるんやなって思うのです。ちなみに、アンモニア臭で怒った先生は、カメムシの研究をされていて、その標本はなんと臭いことか・・・。カメムシの臭いを準備室で拡散させる中、ニンマリしていた生物の先生がいてはったことも、ええ思い出です。