よー頑張った!!堺工科硬式野球部 夏の大会結果
(2023/07/16更新)
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
3連休の中日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私ゃ、暑さで溶けてます。
さて、昨日行われました、野球夏の大会報告です。週明けまで我慢できませんでしたので~
山本高校さん、部員数も多く、選手を支えるマネージャーもどっさり、マネージャーさんのTシャツの背中には「勝利の女神」と。かなり年配のOBの方々も声援にお見えになっておりました。
対する我が堺工科は、少数精鋭、一丸となって挑む野球部で、多くのご家族の方、OB、そして先生方が暑い中、駆けつけてくれてました。みなさん、ありがとうございました。
野球部長を務めている犬飼先生、この間、体調を崩されていて心配していましたが、この日、無事に復帰!!熱のこもったノックをビシバシと打ちまくっていました。選手には白球とともに気合が伝達されたと感じるノックでありました。
善戦でしたが、8回コールド、0-13で試合の幕が下りました。堺工科球児の夏の大会は終わりました。
しかーし、部の規模をはじめ、さまざまな過酷な条件下で頑張ってきた部員、7回ま、必死に食らいつき、力を精一杯出してくれたと思います。
そんな、彼らがこの大会に挑み得たことは多いと思うのです。また、いつも応援していただいているご家族の方々、時間をいとわず指導いただいている先生方あっての活動、まさに、教科外教育活動の好例の一つとして挙げられると思うのです。
試合中、府立教員のOBで、長く高野連に関わられ当日も運営員の一人としてお越しになっていた先生と再会
いたしました。私が若い時に、いろいろとアドバイスをいただいた先生です。先生から「一つの学校単独でクラブを維持できない学校が続出している中、堺工科が単独でクラブが成立していることはすごいこと。」と頑張りにお褒めいただきました。
考えるに、「クラブ、競技をやらせる」ではなく「教育の一環」として教えたい伝えたいとの気持ちを持って指導してくれているからだと思うのです。選手をつくるのではなく、人を育てる、そんなクラブだからと思うのです。 学校のクラブ活動の議論はいろいろあるのですが、こんな一面を公立高校では忘れてはならないと思うのですが。
(校長のよもやま話)
高校時代、弓道部であった私。新設校の新設クラブ。インタ杯予選に出た際、たまたま1回戦で強豪校に勝ったのです。相手さんは、「なんで、あんな〇〇高校に負けなあかんのや」って私たちの目の前で悔しがってました。うちらは、たまたま感あったしーーって、しったこっちゃないのですが、そんな見下さんでもええんちゃうのって思ったものです。 競技で勝ち負けだけを追求する、自分の力の伸長だけを追求だけになってしまえば、自己の振り返りができなく他者への発散で気を落ち着かせようとするものですね。あかんことです。
そう言えば、ある種目で成績が悪い後輩をOBが叱っている場面を見たことがありました。その道では有名な学校だったのですが、叱るOB、土足で観客席に立ち・・・・・。社会人をめざすと考えれば、ダメダメですよね。
ちなみに教員の初めに顧問をしたクラブでの部員での指導は、当時、人気のあった原田知世さんの映画『私をスキーに連れてって』をもじり『私を近畿大会に連れてって』でした。当時の生徒さん、きっちりと近畿大会へ連れてってくれました。