校長だより

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「自分を試す」ことは大切でありまして

(2024/09/25更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、本日は若い時や早期に「自分を試す」という経験をしておいた方がよいという話を書きます。

今、就職試験真っ只中でありますが、結果が出ても人生の一区切りではありません。高校までは、おそらく、これからの人生を歩むうえでの充電期間であり、これからが本番なのです。試験でもそうですが、落ちることは誰でも嫌であり、受けるところは無難なところを考えてしまうものです。白か黒かはっきりする試験はそれでよいかもしれません。が、これからの長い歩みを考えると、どこかで自分はどこまでやれるのか、とか、ゼロから取り組んでどこまで到達できるのかってな「自分を試す」経験は大切に思うのです。そして、できれば自らそんな機会を意識することが、壁にぶつかっても乗り切れる力の源になるように思います。

〇 そう考えると仕事人と同じ工業の資格試験をゼロから学び在学中に取得している堺工科生は「自分を試す」経験をしていると言えるのでは。

堺工科は産業基盤を支える人材を育成する学校、だから、学生が受ける試験のほかに、それで仕事ができるレベルを認めてもらえる資格取得にも力を入れています。高校生のうちから「自分を試す」ことを学びのなかで体験する・・・これが社会人基礎力につながっていくと思うのです。卒業してからも壁にぶつかっても、なんか考えて乗り切ろうとする、そんな姿勢を少しでも身につけてくれているように思うのです。

〇 そのためには、目標を掲げることですね

まずは、小さいことからでもよいと思います。目標を掲げて・・・これは心の中だけでもよいと思います・・・

それに向かってコツコツと取り組んでいくことが肝要です。そして、自分の力は10だけども10.01になった感じがするってな感触を得られたら、それは一歩成長した証であり、自信が少しでもついたことになると思います。

 

(校長のよもやま話)

久々でありますが、本日の記事を書いていまして自分のことを振り返ってみますと・・。運動神経がほぼ皆無の私は何か運動ができるものをって考え、高校入学と同時に新設された弓道部に入部しました。他のクラブのメンバーと比べ、あたり前ですができない・・・、団体戦でも足を引っ張る方でありました。高校卒業時に自分はやる気はなかったのですが友人の強引な誘いが断られず、少林寺拳法の道場に入門。入門後、師匠は私に「君は技術習得はイマイチやけどコツコツと・・・」ってなお話を受けたのであります。どちらも1年か2年で終わってしまうと自分でも感じていたものですが、結局、細々とでも継続し、弓道をしていたことで堺工業(現:堺工科)の弓道部顧問となり私の教員生活のスタートにつながり、少林寺拳法を学んでいたことで高体連の専門委員もさせていただくことになったのです。同窓会なので何十年ぶりかであった中学校の時に私を知っている人からは、正直、信じられナーーいって言われました。 まぁ、やってみんとわからんということで、継続することが力をつけることになるということと思っています。

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