「工科高校、ここがお得!」その2
(2022/05/11更新)
ご覧いただいているみなさま、おはようございます。
「工科高校、ここがお得!」その2~大学の卒業研究で活躍する卒業生~
なぜ、大学の3,4年次の研究室で工科高校の卒業生は期待されるのでしょうか?
大学の卒業研究は、若者が研究で未知の領域に挑みます。研究とは、創意工夫を積み重ねることで、新しい発見、実用につながる新たな発明を生む取り組みなのです。だから大学の研究室では、その場で自ら考えて工夫する習慣を身につけた学生さんが求められるのですね。
工科のカリキュラムは、実験実習が多く、専門の授業の10分の5以上を実験実習することが定められています。ここが普通科高校や総合学科高校との違いです。実験実習では、常に工夫すること、その場で起こったことに自らどのように対処するかを実践をしています。だから、工科高校の卒業生のみなさんは、自ら考えて工夫する習慣が身についているからこそ、大学の研究に求められているのですね~。
でも、「やっぱ、数学ができへんだら、工科の専門にはついていけへんし、大学進学には不利では?」って声が聞こえてきそうな・・・。心配ご無用!!その点は、次回の講釈で。