校長だより

校長だより

校長だより

卒業生から声をかけられて

(2024/06/03更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、先週の金曜日の帰り、郵便配達員のお兄さんから「先生」って声をかけていただきました。

一瞬、マスクもしていてどちらさんかわからなかったのですが、高校生時代の面影が。しばらく、立ち話をしていました。

〇 卒業生が元気にしていることを知ると、とってもうれしいのが先生って仕事

彼は転職をして今日に至っているのですが、今の仕事が合っているようでありまして。もう40歳になると、私が教えていたのは22年前にもなるのに、憶えていてくれて声をかけてくれたことが、無茶うれしく、元気にしていることを聞くと、さらにうれしくなってしまいます。

以前、別のお仕事で企業訪問をし社内見学をさせていただいた際、大昔の卒業生が・・それも転職転職でその会社に落ち着いたとのことですが・・・偶然にも再会し、肩をたたき合って喜んだものです。私も必死になって教えていた若い時代で、生徒の時の彼は・・それなり・・でも、今は会社で信頼される仕事をこなしている。私たち教員っていうのは、芽が出る前の十分な栄養を与えて準備させるのが仕事と感じます。だから、元気にしている卒業生を見るとうれしくなってしまうのです。

〇 どの生徒にも必死になって接する、こんな姿勢が教育には必要ですよね

気合を入れる必要はありませんが、真剣に必死になって子どもに接する、これが教育の場で大人が持ち合わせておくべきことがと思うのです。これは、先生みたいな職業だけではなく、親としても先輩としても必要なことだと思うのですが。だからこそ、子どもは何かを感じ取ってくれて、自分が大人になった時に生かしてくれる、そんな体験体感を学校にいる間に、いっぱいさせてあげたい、そう思うのです。

記事一覧へ戻る