校長だより

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本物で教えると生徒は成長する!!

(2024/05/23更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

本朝の朝の南海電車の同じ車両には、今、大量大発生中のカメムシさんが私のまわりにも3匹同乗いただきました。私の胡散臭いところは否定しませんが、カメムシさんのあの臭いには到底及びません。そーーーっとして堺東駅までつくまで、ちょっぴり緊張感がありました。

〇 本物のエンジニアから学ぶことで生徒は伸びるってな実例を聞きました

昨日も書きました校長さんの研修のことです。大学の教授さんが高校生対象のプログラム講習会を実施しているそう。その講師はすべて超一流の第一線で活躍されている方ばかり。そんな方々から教えられた生徒は伸びるそうで、第一線のみなさんからのお話は、彼ら彼女の興味関心を大いに高め、知識欲が出て自らまなんでいくようになるそうであります。こんな話をしていると、『そんな超一流から教えられる機会なんて、学校で普通につくられへんやんか・・・』ってな声がでてくるはずです。

〇 超一流でなくても高校の先生ができますやんって思うのですが

確かに超一流の方々を日常の教育活動でお願いすることは不可能であります。しかし、日常には高校の先生がその役目をすることができるのではないでしょうか。それは簡単で、一人ひとりの先生が『自分の持ちうる知識の氷山の一角で教える』姿勢で、常にそのバックに豊富な実践と知識を持って生徒への指導にあたることが大切と思うのです。

例えば、物質を水に混合したり希釈したりする場合、熱が発生したり反対に吸収があって冷たくなったりします。・・ということは高校の教科書で教えるレベルなのですが、なぜそのようになるかという一因として分子の形状が変化することでエネルギーの出入りが発生し・・・そんな難しいことは教えなくていいのですが、それを先生が自分の知識として持っていれば、言葉にも説得力が備わり、生徒のなぜだろう?ってな考えに火をつけることになるのではないでしょうか。

私は多くの学校を見てきた方ですが、先生ご自身が勉強してはる授業はワクワクするし、そんな先生が多い学校は、生き生きしているって感じてきました。子は親の背中を見て育つと世間では言いますが、生徒は先生の姿を見て育つってことが事実のような気がしてなりません。

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