校長だより

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「50歳から仕事で自分の道を見つけている人の条件」

(2022/09/27更新)

おはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さて、昨日、本日と夏日。みなさん、体調を崩さないようにご自愛を~。

〇「50歳から仕事で自分の道を見つけている人の条件」って記事から

堺工科の生徒のみなさんには遠い将来のことかもしれませんが、こんな話題も。

自分を振り返って見るに、50歳前後でどのように動いていたかが、現在そしてこれからを生き生きと生きていく分岐点になっていたような気がします。ネットを見てますと、作家の有川真由美さんの出されている冊子『50歳から花開く人、50歳で止まる人』(PHP研究所)についての記事を見つけました。この冊子の中で「50歳から仕事で自分の道を見つけている人の条件」は3つ。

・自分のやりたいことをやっている ・得意なこと、強みを生かしている ・社会から求められることで貢献しているだそうです。

30年ほど前では、55歳ぐらいを境に(企業では役職定年があり異動があるお年頃)、職場ではご隠居さんになっていたもの。しかし現代社会は寿命も延び、悲しいかな年金受給時期も延び、社会を支える労働人口は減少する一方。ご隠居や引退の文字が遠のいているのが現実です。ならば、50歳以降にはこの3条件を持っていることが必要ですよね。しかーし、得意なこと、強みを生かしている ・社会から求められることで貢献しているは、それまでの体験、経験、スキルがなければ、そうはいきません。若い頃から、なんとなくでもいいですから経験を積もうとする気持ちが必要と思います。これが、先輩からアドバイスを受けやすい人物ともなり、社会や仕事場で必要とされる人物になることにつながるような・・・。これも社会人基礎力のひとつと感じます。

堺工科の生徒のみなさんは、これから社会に出ていくスタート地点ではありますが、人生ってあっという間です。今から、よい体験、仕事でのスキルアップなどを意識する、年齢相応の責任と業務の遂行を意識することが社会人基礎力の一つであり、長きにわたって必要とされる人材となりうる要因ではないでしょうか。

 

(校長のよもやま話)

20代の頃、生まれ持っての頑固さゆえ、同じ学科の大先輩と口論になりボロクソに言われ、頭にきて早くに学校を出たことがありました。駅までの長い道のりを歩いていると、自分は間違っていないと思う点もあるが反省すべき点も・・・とちょっぴり自戒しつつ・・。駅に着くと前から手を振る方が。先ほど口論になった大先輩ではありませんか!!「ともかく飲みに行こう!!」と二人でとことん飲ませていただきました。その大先輩、口は悪いのですが懐が深ーーい方、こんな方にも育てられて今の私がいると思っています。感謝。

 

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