私の腕時計のアラーム
（2024/03/15更新）
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は、堺工科の終業式です。久々に生徒のみなさんが登校してきてくれます。楽しみです。
私の腕時計のアラームは、この１０数年間、朝の５時３０分に鳴るようにセットしています。これは、通勤で、下車する駅の少し前に鳴り乗り過ごししないようにセットしたもの。私の昔の仕事は、当時の自分の能力を超えていたようで、やってもやってもやり切れません。だから、早朝から終電までやらざるを得なかった時代でした。よって、朝は少しでも寝たい・・・、だから乗り過ごしないようにセットしたのです。
今も同じ時刻の電車に乗り通勤していますが、今は寝るよりも、考え事をする時間などになっております。年を経て少しは自分をこなすことができるようになったからかもしれません。アラームが鳴るたびに、昔を思い出し、今の自分は大丈夫かなって考えてしまうのです。あの時間に追いまくられ余裕のなかった自分、でもその時の方が必死になっていたのと違うんやろか、今は、時間を無駄に、思考することをやめてへんかって、自分はあかんようになってへんかと考えてしまいます。でも自分で自分を確認せなあかんわけで、これからも当分の間、腕時計のアラームは解除なしです。
年を重ねると体力的にできなくなることもありますが、人はそれを補完するという知恵を持っているわけで、死ぬまで、何かできるようになることを求めることが、生きる張りがあるというものと思うのです。大きなチャレンジでなくてもよい、ちょこっとチャレンジでよい、日常のちょっとしたことでもよいから、昔はできへんだけど、今はできるって思えるようにしたいものだと思うのです。みなさんは、如何ですか。