校長だより

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気づき力を高めるには その③

(2023/12/11更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

ここ最近、いろいろと感じることがありまして「気づき力」シリーズになってしまっております。

〇 目の前にいる人をどうしてあげられるか、自分はこの人のために何ができるかって考える気持ち

昔からの友人で、おそらく、どこへ行っても仲間をつくることができる人物がいます。彼を何十年にもわたって観察しておりますと気づいたことがあります。彼は、初対面の人に対してでも、自分は何をしてやれるかってなことを自然と考えられるところがあったのです。そんな彼だから、相手にかける目線も言葉も相手に合わせたものになっていたと思うのです。だから相手も自然と心を開く、彼に認めてもらおうと自然と行動するってことになっていたと思います。猪突猛進のところもありますが、自然と仲間が増えていく人物でした。社会で生活していますと、この現代では自己の権利や自己主張が優先され、自分が居る場を維持する責任や義務を考えことが希薄になっているような気がします。こんなことしてると、やがてコミュニティの崩壊はまぬがれないような気がしてなりません。一人でも多く、まずは義務と責任を果たす感覚を持てるよう、まずは自分は周りのために何ができるかって考えられる大人をたくさんつくらないとあかんと考えるのは私だけでしょうか。 ちなみに、昔からの友人は、遠くの小さな町で、よそ者にもかかわらず推され町会議員となり、次は議長さんになるそうで。

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