校長だより

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3年より半年で辞めて~

(2025/05/29更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、考えりゃ5月も明日でおしまいでありますね。月日経つのが早いです。何もかもできてなくて焦っております。

〇 中小企業さんのお話の中で「3年で辞めるのなら半年で辞めてほしい」が納得

先日、中小企業さんのお話をお聞きする機会がありまして。それも求人のためのお話ではなく本音に近いところを。我々は生徒に、昔の格言でよく「石のうえにも3年」であるから辛抱せよと言っているのですが、日々の糧を必死で稼いでいる企業さんにとっては、3ねんしっかり仕込んで仕事をおぼえてもらって、これから任せようかと思った時に辞められたら、やっていけない。育成にもお金がかかっている。ならば、半年ぐらいで辞めてもらった方がありがたい・・・と。チーム企業としてみんなで必死になって仕事して稼いで生活をするのですから、当たり前と言えば当たり前、納得したのです。そう思うと我々学校の先生って、ある意味甘いなって、あの人は一生けん命やっているから・・とか、いつかは仕事おぼえてくれるやろうから・・とか、経営者にはなれません。子どもを育てる環境なので、そんな一面も必要なのですが・・・でも、仕事をおぼえなくて定年までってな方々がゼロではないことも事実。このへん、よう考えんとあかんところと思うのです。

企業さんの話の中では、半年で辞めてもらった方がとのことでしたが、反面、採用する時は、20代で2回も3回も転職している履歴の方は慎重になるそう、これもわかる気がします。要は、生活がかかっているから採用も責任があるからの表れなのです。そんなとこも、生徒たちに教えることが必要だと思うのです。

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