校長だより

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自ら研鑽し生徒を指導する!!

(2024/12/27更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、本日で大半のみなさんは仕事納めではありませんか?わたしなんざぁ、仕事納め⇒家での使役(お掃除ともいう)⇒やり残したお仕事を片付ける⇒・・・これまでそんなサイクルのまま、終生、不器用で「働き方改革」ができないままのような。

〇 堺工科で機械系の先生方の研修会「機械製図」が開催されました。

昨日、「機械製図」の研修会が開催され、府立高校から多くの先生方の参加がありました。「製図」っちゅうもんは、ものをつくる根幹のもの。設計図を如何に正確に精度よく作成する技能技術であり、完成品の出来にも大きな影響があるものです。近年はコンピュータによる製図が進歩したいへん便利になったのですが、頭の中で基本的構造をイメージする力は不可欠で、従来のように手で書く製図はその力を育成するために工科高校の機械系では必須としているのです。

しかーし、機械系の先生がみんな十分にできるとは限りません。普通科高校を卒業し大学で学んだだけですと、圧倒的に実際にやった時間が少ない、つまり、技能技術は大学では限界があるのです。ということは、先生になってからしっかりとやらんとあかんことになります。

今回研修に参加しはったみなさんは、どの方も前向きで自らも研鑽し技能技術を確かなものにし、生徒への指導力を高めようとされているもの。ええことです。

〇 工業って分野は、先生になってから学び続けることが求められる分野!!

どの教科の先生も学び続ける必要があるのですが、工業は特に、技術の進展があるため、不易の基本と先端分野を自ら学び続けないと教えられない分野なのです。大学で学んだことはすぐに陳腐化してしまう、要は自らの研鑽を求められる厳しい分野であります。私も大学を出た時は「バイオテクノロジー」ってな分野は注目されていなかったのですが、今では物質製造技術としては基本の部類であり、自ら専門学校や大学の研修に自腹で学びに行ったものです。企業さんへも1カ月お世話になり、実習の教科書を作成しました。工業の先生方が、常に研鑽する、そんなことが当たり前のように活発になってほしいなって思うのです。

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