校長だより

校長だより

校長だより

昨日、恩師にばったりと

(2025/06/30更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、えげつない早さで梅雨は明け、体はついていけませんですね。でも、これが自然と思って、ボチボチまいりましょうね。

〇 恩師の前では、いくつになっても生徒です

昨日、スーパーでばったりと、高校時代に化学を教えてもらっていた先生に会いました。お元気そうで何よりでした。おそらく、その前も同じスーパーでお会いしたのですが、それは、もう、10年近く前だったように記憶しております。先生は、70歳を越えられ、もうすぐ後期高齢者ぐらいのご年齢であります。化学の楽しさや面白さを伝えようと、必死に授業していただいたことは忘れられません。「分子は切れへんのに、なんでハサミで紙は切れるのか?」とか、「緊急に虫刺され薬をシップ材の代わりに使える理由は?」とか、未だに憶えております。もちろん、お会いした瞬間に、直立不動であることは言うまでもありません。

〇 いくつになっても、先生頑張ってはります!!健康な50歳代のみなさん、自ら隠居になるのはまだ早い!

実は、金曜日に近畿の工業の先生方の会議がありまして、恩師が副担任をされたクラスの担任の先生が出席されていて、恩師の話に花が咲いたところでありました。不思議なもんです。で、先生、家に閉じこもってはるのかと思えば、さにあらず、なんと、週に2回、高校の教壇に立ってはるそう、すごいことです。世の中には、1時間他の先生より授業が多いと文句を言っている人もゼロではありません。先生不足の時代、要請されてお受けになっているとは思うのですが、教える人がいないとなると力を貸さんとあかんと思っていただいての決断と、あの化学の楽しさを教える授業が目に浮かぶのでありました。教えてもらっている生徒は幸せ者です。これからも、お元気でいてください。

記事一覧へ戻る