明日で30年、阪神淡路大震災
(2025/01/16更新)
みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
さてさて、報道関係でここ最近取り上げられていますが、明日で阪神淡路大震災から30年です。
あらためて、震災で亡くなられた方、復興にご苦労された方々のことを想い、災害の際に自分たちは何ができるか
災害に備えて何をしなければならないか、考えないとあかんと思っています。
学校っていうところでは、防災訓練として火災を主として避難訓練をしています。堺工科では海から遠くはないので高台となる大仙公園への避難訓練も行っています。大震災時は、私は堺工で勤務していましたが、震災後の避難訓練などはある意味、真剣なものでありました。
しかし、時が経つと人って嫌なこと悲しいことは忘れようとするもの・・・、今の防災訓練は形だけになっているように思えるのです。しかも、震災を知らない世代が30代まで占めてきています。我々、あの日をあの時代をリアルに体験した者は、心して訴えて行かんとあかんと思うのです。
でも、起こってしまったら混乱は極致に達することは必至です。そんなことを想定してもやる尽くせるものではありません。しかし、日頃から、周囲の人について気遣う気持ち意識する姿勢を持つようにしていれば、みんなで助け合う場面が生まれるはず。学校では、日常からそんな気持ちを育むよう、全教職員が意識して授業でもクラス活動でも取り組まんとあかん・・・私は昔からそう思ってます。個人が中心に、個人の権利を第一にする傾向がある時代、これは平和であるからこそではありますが、自然災害でどうしようもなくなった時、少しは他人のことを考える気持ちがなければ、その地域、組織、集団は悲惨な場面を避けることはできないと思うのですが。