校長だより

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一人前になろうなろうと最後まで思うこと

(2025/05/28更新)

みなさまおはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、ほんま、涼しいなって思ったら急に暑く、いやいや体はついていけまへーーん。

ここ最近、学校と違う世界の方々のお話を聞く機会が多く、ほんま、勉強になっております。&この齢になっても、気付かせられることが多く、やっぱあかんなって思ってしまいます。今日は、聞いたお話しから感じたことであります。

〇 人に教えることは、学ぶことより難しいですね

齢がいったら、少しでも経験したらすぐに年下、後輩に教える・・・それはどこでも見られる風景であります。

でもでも、最近思うに、簡単に安易に教える側に立っていないでしょうか?特に私ら先生ってなもんは、生徒子どもに対してこの職に就いた瞬間に教える側、でも、教えることに重圧を感じていない人が多くなってきたような気がするのです。私は今でも人に教えることや、発表することに、かなりのストレスを感じる部類の人間です。教えるって、結構、自分がやってきた自信がないと力がないとやりにくいもんだと思うのです。そう思うと、学ぶことより難しいと思います。

〇 教えることが難しいこそ、自分が学ぶことにも真剣になるのかも

そう考えると、自分のことだけに取組むことができる学ぶことは、やる気さえあればできることかもしれませんね。でも、これは自己満足だけのものになる・・・社会や企業の中で生きていこうとする時、周りの人とともに生きようとするはずで、その際にはまわりにアドバイス教えることが生じる、それを意識したら、教える土台になる自分の学びにも真剣になるのかもしれませんね。そう考えると、人が一人前となることなんて、本当は自分で思い込んで自分はこれでよいと思う時しかないような感じもします。人は最後まで、一人前になろうなろうと学びの歩みを止めず、そして何かを人に教える提供する姿勢を持ち続けることが大切かもしれませんね。

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