対面式 あいさつ
(2018/04/10更新)
新入生を新たに迎えて、今年度の堺工科としてのメンバーがここにはじめて揃いました。
対面式は、ひとつの儀式ですが、この対面式が持つ意味を考えてもらいたい。
高校は、学習をする場所ですが、それだけの空間ではありません。学習成績の数字以上に大切な、人として成長するための重要な空間でもあります。自分の置かれている立場を認識し、あいさつや言葉のコミュニケーションがきっちりでき、相手を理解し思いやる気持ちをもつなど、社会人としての基礎力を養う場でもあります。
この社会人基礎力は、生徒と生徒、あるいは生徒と先生がお互いにふれあい影響しあうなかで養われます。部活動のように直接接するなかで磨かれるものもありますし、直接接触はしなくとも、堺工科のなかで見聞きし、その行動や成果に触れることで、刺激を受ける場合もあります。言い換えると、皆さんは、堺工科という大きな船の中にいて、影響を受けあっているということです。
2、3年生の皆さんは、上級生としての自覚と意識をもち、上級学年としての言葉や態度を心掛けてもらいたい。そして、新入生の不安な心情等を理解して、自分が取るべき行動を考えてもらいたい。新入生の皆さんは、この対面式を契機に、あらためて堺工科の一員だという自覚をもち、堺工科の中で「様々なことに挑戦するんだ」という決意を固めてもらいたい。
そして、ここにいる皆さんが、この1年のなかで、それぞれの目標を達成し前進できることを期待し、対面式の挨拶とします。