校長だより

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2学期(H29) 始業式式辞(要旨)

(2017/08/25更新)

今年の夏は、全国的に雨が多く関東地方では40年ぶりの連続降雨となり、河川などでの事故も例年以上にありました。水害や土砂崩れ等で被災された方々が日常の生活に一日でも早く戻れることをお祈りするところです。そうしたなか、こうやって全校生徒の皆さんが大きな事故もなく、今日、元気に再会できたことを、まずはうれしく思います。

この夏休み期間中、部活動をはじめ、高校生ものづくりコンテストなどで本校生徒が、大いに活躍を見せてくれました。部活動では、ソーラーカー部が4時間耐久の「ソーラーカーレース鈴鹿2017」の高校生部門で初優勝を飾り、参加23年目にして悲願の日本一に輝きました。ものづくりコンテストの近畿大会でも、府代表として出場した電子回路組立部門と電気工事部門の両部門で準優勝と3位にダブル入賞するなど大きな成果を上げてくれました。それ以外にも、天神祭にボランティアスタッフとして参加してくれた3年生や梅田で開催された「サイエンスフェスタ」で子どもたちに電子工作教室を開いてくれたテクノサイエンス部、「子育て支援フェア」でスライムづくりを提供してくれたエコデザイン部など、地域や社会に貢献する活動を猛暑に負けないで取り組んでくれました。

こうして、一つのことに専念して取り組んで得た経験や技術は、その人のしっかりとした基礎(土台)をつくり、今後の大きな力になります。「一芸に秀でるものは、多芸に通ず。」という言葉があります。これは、物事の上達には一般的な法則があり、それを経験すれば他の技能の上達にも応用ができるという解釈ができます。

ものづくりの技術を例にとると、船舶用プロペラの国内外トップシェアの岡山の会社が、1/100㎜を磨く匠の技術で、まったく異分野の医療用の人工関節を作りシェアを広げたり、写真の富士フィルムが長年培ったフィルムの膜をつくる技術を応用して、どこにもない高機能な「化粧品」を作り成功をおさめるなど、一見すると結びつかないように感じる分野でも、他の追従を許さない高い技術は汎用性があり、大きな武器となる事例が多くあります。

皆さんも、それぞれに経験したこの夏休みの取組みを土台にして、是非、他のことにも応用を効かせる意識をもって、2学期の就職試験や文化祭、修学旅行などで、一人ひとりが一層成長することを期待しています。

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